JOPTは、2013年10月より2022年3月まで8年半の年月をかけ開発に取り組んでまいりました(コロナ禍のため、1年延期)。JOPT科研は終了となりましたが、皆さまにより良い形で使っていただき、また、JOPTのさらなる進化をめざし、このたび「JOPT運用チーム」を立ち上げることとなりました。
コミュニケーションの重要性はさらに高まってきていますが、会話能力を図るテストは、数えるほどしかありません。たとえば、OPI(Oral Proficiency Interview)は、優れたテストではありますが、テスター有資格者による実施であり、高い受験料が求められる等、気軽に実施することはできません。
こうした状況下、「誰でも、いつでも、どこでも、短時間で気軽にできる会話テスト」をめざして、JOPTが誕生しました。また、領域ごとに異なる場面でのコミュニケーション力が求められることから、4つの領域に分けて作成いたしました。
A アカデミック B ビジネス
C コミュニティ K 介護
どうぞ皆さまご活用ください。まずは、サイトから「JOPT紹介ビデオ」や「簡易マニュアル」、さらには「公開問題」をご覧ください。その上で、実施をご希望になる方は、「申し込み」欄から「問題&イラスト」をお申込みください。また、何かご質問やご意見などがありましたら、「お問合せ」欄にご記入の上、お送りください。
今後とも、皆さまとご一緒に「JOPTの樹」を育てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2022年4月1日
JOPT運用チーム
※この「JOPT運用サイト」は科学研究費補助金基盤研究(A)(第2期:2017~2021)「JOPTの拡充と普及」(研究課題:17H00919)の支援を受けて作成しました。
【JOPT開発】
JOPTのサイトをご覧ください。http://jopt.jpn.org/
基盤研究(A)(第2期:2017~2021)「JOPTの拡充と普及」(研究課題:17H00919)
基盤研究(A)(第1期:2013~2016)「日本語会話能力テストの研究と開発」
(研究課題:17922991)
【チームメンバー】
赤木 彌生(東亜大学客員研究員)
伊東 祐郎(国際教養大学教授)
鎌田 修(南山大学特任研究員、元教授)
坂本 正 (名古屋外国語大学教授)
嶋田 和子(アクラス日本語教育研究所代表理事)
由井 紀久子(京都外国語大学教授)
【目的】
・JOPTの普及に向けて、より良い形で実施されることをめざす。
・JOPTの問題の拡充、問題の改善を図ることをめざす。
・JOPTを軸にして、会話テスト及び会話教育の向上をめざす。
【活動】
・JOPTの使用希望者に、問題セットを送付する。
・JOPTのより良い理解のために研修会を実施する。
・JOPT問題の拡充、改善に取り組む。
・JOPT使用者間の「対話」を進め、会話教育の向上に努める。
【連絡先】
JOPT運用チームアドレス:joptjimukyoku@jopt-team.org